最終更新日: 2023/12/17

濱守栄子FC【ハマコの部屋】

はじめに…。

▼初めまして、濱守栄子です。

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シンガーソングライターであり、さんりく大船渡ふるさと大使の濱守栄子と申します。

夢のない学生時代を過ごした私は、親に言われるがまま高校を卒業し、 お堅い金融機関に就職し、安定した未来を手に入れました。

その直後、母親が病気で亡くなり、祖父は自殺し、祖母も亡くなり
24歳で結婚も経験しましたが、わずか8か月で離婚。人生のどん底を味わいました。



▼音楽との出会い
そんな私を見かねた当時の職場の上司が

「俺の息子が作曲をするんだけど、歌を歌ってくれる女性シンガーを探してて…はまちゃんカラオケ上手いし、歌ってみない?」と声をかけてくれました。それまで自分が作り手に回るなんて発想すらない田舎者でしたが、その頃から何にでも好奇心を持ってチャレンジする精神を持っていたので、とりあえずやってみることに。

それが、私がシンガーソングライターになる第一歩でした。

音楽を「作る」ということに魅せられてしまった私は、それから独学で作詞・作曲をするように。

もっと音楽を勉強したい!もっと大きなステージで歌いたい!そう思って、約11年間務めてきた銀行を退職し、29歳で東京に単身上京しました。

当然大反対だったうちの父親に「3年で芽が出なかったら大船渡に帰るから」と約束をしていましたが、その約束の3年目にあの「東日本大震災」が私の故郷を襲ったのです。

▼人生を変えた東日本大震災
誰もが忘れることが出来ないだろうと思うほどの大災害であった東日本大震災。

私の故郷大船渡市、そして私が上京前まで働いていた金融機関のある陸前高田市。

友達、お世話になった窓口のお客様、故郷の風景、、、たくさんのものを一気に失ってしまいました。

そんな故郷を応援するために歌い続けている歌があります。

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「国道45号線」という歌で、いつかまたあの場所で笑いあいたい、そんな気持ちだけで作りました。

▼これまでの活動
ある時は路上ライブで、ある時は誰もいないライブハウスで、ある時はショッピングセンターで。とにかくたくさんの場所で歌って義援金を集め、故郷に恩返しをしなければ、、、とCDの売り上げの中から1枚につき500円を義援金として寄付する活動を今でも続けています。

2012年10月には、サンパール荒川の大ホールで1000人規模のコンサートも行い、その収益の100万円も義援金として寄付しました。

最初は20万円を目標として歌っていましたが、続けているうちにその金額は2017年12月31日現在700万円を超え、両市町から推薦状もいただきました。

歌う場所がなくて続けてきた路上ライブでしたが、義援金が200万円を超えたころから少しずつ「歌いに来てほしい」とお声をかけていただけるようになり、お仕事として歌う機会も増えていき、2012年9月より音楽1本で生きていく覚悟を決めました。


この8年間歌い続けている間に、沢山の出会いがありました。

その中には決して良い出会いだけではなく、音楽関係者や応援してくれていた人に合計250万くらい奪われてしまった経験もあります。

もう人間なんて信じられない。音楽なんて辞めたいと思うこともしばしばありました。

本当はもっと歌いたい、曲を作りたいのに、それが怖くてしかたがなかった。
そんな時、希望の光となる大きなステージで歌うお仕事が入ってきたり、素晴らしい協力者との出会いがあったり。

まるで、国道45号線の町に眠っている人たちが「歌い続けて欲しい」と私の背中を押してくれているような、、、そんな目に見えないパワーを感じています。

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そして、その金額を1000万円にすることを目標に、2019年4月11日から8月3日までの115日間、毎日必ずどこかで歌うというルールの元に日本一周の旅を企画。

162か所連続でコンサートを実施し、無事に1000万円を達成しました。

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▼歌い続ける理由

震災からまもなく9年目となりますが、当然のことながら少しずつ震災も風化し、震災に関するお仕事は減り続けています。

ただ歌うのではなく、震災を通して「明日が来ることが当たり前じゃないこと」「命を大切にしてほしいこと」「当たり前の生活が出来る日本に生まれたことに感謝の気持ちを持ってほしい」ということを伝えていきたいのです。

また「こんな普通の田舎娘がどうやって1千万円を達成したのか?」の全貌を1冊の本にして出版し、全世界の人に「夢を持つことの素晴らしさ」「行動し続けることの楽しさ」を伝え、世界中の人が笑顔になれるお手伝いが出来ればと考えております。



そんな私の夢を応援してくださるファンの皆様から「はまちゃんのこと応援したいのだけど、はまちゃんのファンクラブはないの?」と度々質問を受けるようになり、今回ファンクラブを設立する運びとなりました。

事務所に所属していないアーティストにとっては、応援してくださるファンの皆様のお力がとても必要なのです。

私としても、もっと色々な所へ歌いに行きたい、しかし活動費が足りず遠征が出来ないというもどかしい気持ちになることもしばしば。どうか、私の活動を支えてくださり、私の夢を応援してくださる仲間を募集させてください。