FANCLOVE(ファンクラブ)というサービスは、どんなドラマの中で生まれたのでしょうか。今回はFANCLOVEのシステム開発を手掛けていただいた、村式株式会社の武井勇一朗さん、中川尚さんの2人に話を聞きました。開発者のお二人からは、FANCLOVEはどんな風に見えているのでしょうか? 前編にあたる今回は、FANCLOVEが生まれた背景を掘り下げていきます。
FANCLOVEとの出会いは
村式はもともと、Flipsの開発をされていたのですよね。そこで、プロデューサーの秋山と出会ったのだとか。
武井:もともとFANCLOVEはFlips(http://www.flips.jp/)というホームページ作成サービスの機能の一部として実装する予定でした。
中川:それがスケールアップして、一つのサービスとしてFANCLOVEを作ることになったんです。
中川さんは、村式の創業メンバーですよね。秋山やFlipsとの関わりも長いですか?
中川:そうですね、Flipsを作ることになった2008年頃からの付き合いなので、もう8年ほどになります。
これまでにどんな開発に携わってきましたか?
武井:ECサイト、ショッピングサイトの構築をすることが多いですね。
中川:私の場合、iichiというハンドメイド作品の出品や購入ができるサービスを、一から作らせていただきました。とても規模の大きな仕事でしたね。
今まで培ってきたECサイトの構築の経験は、FANCLOVEに活かせましたか?
武井:そうですね、ユーザーの目線に立って機能や動きを考えるという部分で、経験が活きていると思います。お金を払うユーザーの側に立って、サイトを見るという客観的な視点は大事ですよね。
中川:秋山さんとサービスを一から作っていくのは、これまでも経験がありました。過去の経験を生かすことができたと思います。
開発にあたり、普段から心がけていることはありますか?
武井:エンジニアの目線からすると、「長くメンテナンスをしていける作り」とか、「このサービスをずっと使っていただけるような設計」などの目線を持って作ることを意識しています。
中川:基本的に僕らが作るものは、ユーザーがいるんですよね。ユーザーが使いやすく、わかりやすい操作性などの部分はとても大事にしていますね。
自分の中で革命が起こった
FANCLOVEの話を初めて聞いたとき、どんなことを感じましたか?
武井:初めて聞いた時は、革命的なサービスだと思いました。継続課金は、導入するのに敷居が高い部分もあると思うのですが、チャレンジしていて。システム的にも、仕組みを聞いた時に「それやっちゃうの!?」と思ったことははありました(笑)。
中川:実は、最初はこのようなサービスになる予定じゃなかったんですよね。秋山さんが最初に私たちに話を持ってこられた時は、Flipsの機能の一つだったので。
FANCLOVEのテーマカラーがピンクなヒミツ
FANCLOVEのテーマカラーは、赤っぽい温かみのあるピンクになっています。
これは、みんなを受け入れるLOVEのある空間にFANCLOVEがなれるようにという思いを込められていて、いわゆるどピンクではなく、愛のある温かみのある、赤みの強いピンクが採用されたのだそうです。
ほっこりできる空間を、FANCLOVEで作ってみませんか?