FANCLOVE事務局です。
久しぶりのポスト、ということで、改めて、FANCLOVEというサービスを通じて私たちが実現したいことについて、という気持ちの根本の部分をお伝えしたいと思います。

 

オープンで無条件につながることの弊害が見え始めている

今、私たちは、TwitterやInstagram、Facebookなどのソーシャルネットワーキングサービスによって簡単につながりを持つことができるようになりました。

それは、言うまでもないことですが、とても素敵な進歩だと思います。

しかし一方で、簡単につながりすぎているが故に、その時々の感情が瞬間的に集まり、大きな力になって破壊につながってしまう。そんな悲しい出来事も目にするようになってしまいました。

例えば、芸能人やインフルエンサーなどの特定の個人に向けられた、不特定多数からの言葉の暴力行為。皆さんも見かけたことがあるのではないでしょうか。

個人についても同じです。今、オープンに繋がることは、いつ炎上し晒されるかというリスクをもたらし、逆に肩身の狭い思いにつながっているのではないかと思うんです。

 

安心して繋がれる関係づくりを目指したサブスクリプションモデル

FANCLOVEでは、開放的で誰もが繋がれる今のSNSの内側に、安心してくつろげる関係を作ろうと思いました。

それを双方向のフラットな関係ではなく、提供する側→受ける側という、一方通行がたくさんつくられるような関係にしました。また、個人同士だけでなく、個人と企業の関係も同じ扱いにしました。

ボタンひとつでむやみに繋がるのではなく、関係性に重みをつけるために「お金」の力を借りました。

「お金」という媒体が持っていて、私たちにもなじみの深い「気持ちを伝えたり応援したりできる力」を借りて、ビジネスの領域で使われるサブスクリプション(サブスク)というモデルの中で、相手とより強く繋がれるようにしました。

例えば、

・友達の才能を認め、一番のファンになって応援する。
・ファンとして、好きなタレント、アーティスト、アスリートの活動を応援する。
・親戚のおじさんが、頑張っている学生を応援する。
・地域の文化財(保護団体)をみんなで応援する。
・地元の好きなお店を応援する。

などで繋がれるようにサービスを作りました。

クラブは、月額定額制にしました。応援された側は、経済的な課題が解決されるので、より本来の活動に集中できるようになります。応援してくれた人たちに向けて「特典」という形でお礼を返せるようになっています。

事業者視点であれば、月額定額制で先に費用を頂戴してそれに見合うサービスを提供する形がつくれるので、いかに客を集めるかという視点から、今のお客様に何をすれば喜んでもらえるか、という視点に変わっていきます。

 

サブスクで、好きな相手を思いやることに注力できる

サブスクリプション(サブスク)モデルにすることで、個人・企業の垣根なく、限定された好きな相手と長期的で深い関係を築き、相手を思うことに注力できるサービスになったかなと思います。

今年2019年は、ビジネス業界ではサブスクリプションの年、と言う声が多く聞こえます。サブスクリプション(サブスク)自体が、ビジネスで生まれたモデルなので、まずはビジネスから。だんだんと個人の間での繋がりになっていければ嬉しいです。

 

そして、最後に。
FANCLOVEというスペルミスのようなサービス名には、ファンが集まる会という意味はもちろんですが、FAN Connected by LOVEという意味を込めました。


個人的には全国の「お城」と、地元である瀬戸内海「しまなみ街道」にかかる橋をファンクラブ化して、みんなで支えるのが夢です。