【前回の話はこちら】
https://fanclove.jp/club/com-tan/report/detail/6789
ネタ見せに通う中、ついに転機が訪れます。
『みちばたコンサート』の結成です。
とある作家さんの、「楽器同士でやってみたら?」という安易な提案でしたが、これで一気に楽になりました。
僕を説明してくれる相方がいることで、僕はキャラクターに徹することができるようになりました。
それともう一つ。
「御意」のセリフです。
僕の「御意」のセリフが、お客さんのイメージを最速でまとめ上げてくれました。
当時のマネージャー(時代劇大好き)は、「御意っていうのは上から命令された時に言うものだから2人の間に上下関係が無いといけなくて…」とか言ってたけど、無視させていただきました。
とにかく、虚無僧のイメージが統一されたことで、ネタが非常にやりやすくなりました。
また、僕は元々漫才がやりたかったこともあり、コンビを結成してからはネタ作りが楽しくなりました。
これでキャラクターが完成したように思われましたが、この時はまだ僕自身が虚無僧というキャラクターの潜在能力に気づいていなかったのです。
次回、
【坊主バンドとの出会い】
お楽しみに。