最終更新日: 2024/05/20

こむそう.com応援團『 囲 』

キャラクターとして生きる④

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【前回の話はこちら】

https://fanclove.jp/club/com-tan/report/detail/6789



ネタ見せに通う中、ついに転機が訪れます。

『みちばたコンサート』の結成です。

とある作家さんの、「楽器同士でやってみたら?」という安易な提案でしたが、これで一気に楽になりました。


僕を説明してくれる相方がいることで、僕はキャラクターに徹することができるようになりました。


それともう一つ。

「御意」のセリフです。

僕の「御意」のセリフが、お客さんのイメージを最速でまとめ上げてくれました。

当時のマネージャー(時代劇大好き)は、「御意っていうのは上から命令された時に言うものだから2人の間に上下関係が無いといけなくて…」とか言ってたけど、無視させていただきました。


とにかく、虚無僧のイメージが統一されたことで、ネタが非常にやりやすくなりました。

また、僕は元々漫才がやりたかったこともあり、コンビを結成してからはネタ作りが楽しくなりました。

これでキャラクターが完成したように思われましたが、この時はまだ僕自身が虚無僧というキャラクターの潜在能力に気づいていなかったのです。



次回、

【坊主バンドとの出会い】

お楽しみに。