最終更新日: 2024/05/20

こむそう.com応援團『 囲 』

キャラクターとして生きる⑥

タイムライン画像

【前回の話はこちら】

https://fanclove.jp/club/com-tan/report/detail/7025



「自分はキャラクターである」という自覚と覚悟を持った僕。


ここから、キャラクターとしてのレベル上げが始まります。


今も続けてやっているのが”オタク研究”です。

徐々にお客さんもついてきて、ツイッターのフォロワーなんかも増えました。

どんな人がフォローしてくれてるのかなあ、と見てみると、「お笑い好き」「音楽好き」よりも圧倒的に「アニメ好き」「ゲーム好き」が多いことに気づきました。

僕が「キャラクター」なので当然といえば当然です。

こうなったらとことん好かれにいこうと思い、いわゆる”オタク”のみなさんの心情を探ることにしました。


元々アニメやゲームは好きだったので苦ではありませんでした。


オタクの方が、どの作品やキャラのどんなところが好きなのか、また、何があったら好きではなくなってしまうのか、いろいろ考えました。


その研究の結果、僕がやるべきだと思ったことは大きく2つです。


・キャラを裏切らないこと

・他の大多数を切り捨てる覚悟を持つこと


です。


【キャラを裏切らない】

キャラクターはフィクションです。作者が創り出したものです。

生身の人間は、”完璧な一貫性”を持つことは難しいと思います。

その”一貫性”が、キャラクターをキャラクターにする一要素だと思いました。


魅力のあるキャラクターほど、強い一貫性を持っています。


一貫性を失うと、途端にファンが離れます。”キャラがぶれる”というやつです。


逆に、一貫性をもっていれば、悪役でもクズキャラでも人気があります。


なので、僕は常に、「こむそう.comならどうする?」「虚無尺僧八ならどう動く?」という視点を持つようにしました。

自分を俯瞰で見るのはなかなか難しいものですが、これはやり続けなければいけないと思っています。


【他の大多数を切り捨てる覚悟を持つ】

オタクのみなさんは、”大衆に媚びる”ことを嫌う傾向にあるようです。

これは上記の”キャラがぶれる”に通ずるところもありますが。例えば、漫画からゴールデンタイムのアニメになるときにあるキャラクターがタバコを吸わなくなる、とか。「媚びる」とはちょっと違うか。


要するに、「みんなに好かれようとする」と「誰からも好かれなくなる」ということです。


みんなから「いい人だね」って言われる人に恋人はいない、みたいな。


一部の熱狂的なファンから火がついて全国区へ、っていうパターンももちろんありますが、最初から「みんなにみんなに」ってなりすぎると良くないのです。


『一万人の認知より百人の熱狂を』

という言葉をここで掲げました。





さて、オタク研究を進める僕は、また気づきました。

「”オタク”って別にアニメオタクに限った話じゃないじゃん!」

気づいてなかったの??


ということで次回、

『”推し”という概念』

お楽しみに!