キャラクターとして生きる⑧｜こむそう.com応援團『囲』

【前回の話はこちら】

僕がキャラクター色を濃くしていくなかで、困ったことも出てきました。

それは、

お笑いライブでの立ち振る舞い方

です。

特に「平場(ヒラバ)」と呼ばれる、まあ簡単に言うとネタ以外の部分で、みんなでわいわい喋る時ですね。

その時にどういう存在で居ればいいのか、未だに定まりません。

芸人の集まりなので、みんなのやり取りにスピード感がありますし、いわゆる芸人ノリというものがあります。

それに乗ってしまうと、キャラクターが崩れてしまうのではないかという懸念がありまして。

おそらくそんな懸念を抱いてるのはその場で僕だけだと思いますが。

かといって、何もしないでいると違和感だけが残るし…

他の芸人さんの認識では、"そういうキャラでやってる"って感じなんだと思います。

でも僕の中では"やってる"感は無いのです。

「僕」と「キャラクター」を限りなく同化させようとしてるんです。

もしこの「同化」が完全なものになったら、ライブでの振る舞いに困ることも無くなるのかなと思ってます。

まだまだ途上です。

ライブに行けるようになったらぜひいろんなお笑いライブも観てほしいです。

僕の"異物感"を味わってください。

こむそう.com応援團『 囲 』